2月9日(日曜)のできごと。
記念すべきモルディブ旅行の1日目。
なんと…大雪の影響で、成田までの交通手段がすべて死んでました。
どうやっても行けないんです。成田まで。どの線からも、電車は運転見合わせ。
でも、出発しないわけにはいかないので、朝7:30に家を出る。
出国時間は昼13:15。
通常なら2時間ほどで成田まで着く予定が…?
電車で行けないのなら、車だ!
東京駅でバスorタクシーを拾おうとしたけど案の定、長蛇の列。
100人以上は並んでたかな?色んな国の人が混ざってました。
一刻も早く空港に行かなければならないと、軽くパニックになっていた自分…
タクシーを捕まえた隣の東南アジア人っぽい女性に相乗りを交渉するも、「言葉が通じないのは駄目だろ」と冷静な旦那さんが止めてくれて相乗りは諦め。
なんとか別のタクシーを捕まえ、陽気な運ちゃんは「あ〜この分なら10:30には空港に着くよ!」って飛ばしてくれたけど途中でやっぱり通行止め。
車の流れが止まってから、2時間ほど経過…トイレ我慢出来ず。
路肩で用を足すか否か心の葛藤が始まる。
トラックの影に隠れつつ、まじでここで小便するのか…?
やっぱり無理!いやでも…我慢できない…の繰り返しを15分ほどしてたけど、膀胱が死にそうだったのでやむを得ず雪の上に。
旦那さんが壁を作ってくれたのでなんとかなったけど、死ぬほど恥ずかしかった!
タクシーのおじちゃんが早めに成田のホテルをとっとけ!とすすめてきた。
自分「やっぱり今日のフライトは無理そうですか??」
タクシー「簡単にキャンセル出来るから!念のため!」
ってかんじでホテルをさっさと予約。
おっちゃん、他にも空港に問い合わせの電話をしてくれたり、お菓子をくれたり大変親切にしてくれた。
道はぐちゃぐちゃでガッタンガッタンなりながらプチアトラクション状態だった。
何度かスリップしてた。
たぶん、そこらじゅう成田へ行きたくて行けない車ばかりなのだろう。
全然動かないので、暇を持て余した欧米のおじさん達が高速道路を散歩していた。
日本はこんなんでも、乗る予定のスリランカ航空は定刻通り飛行機到着。
空港の手続き終了時間を過ぎたのでその日のフライトは泣く泣くキャンセル(ガチで泣いた)
旅行会社に泣きながら電話。翌日の同じ時間の便を取って貰った。
他にも私たちと同じような客がたくさん居たらしい。
中には、翌日便を取れなかったという人も。
追加料金は1人98350円。1日減るのにこの追加料金…めちゃくちゃ痛い。
まさに泣きっ面にハチ…
そして道路は通行止めで先に進めないので、行徳でおろしてもらった。
行徳に着いたのは16:30くらい。
そこからやっと動き出した電車で予約したホテルのある成田まで向かう。
電車が何度も何度も何度も止まり、やとこさ成田に着いたのが19:30。
豊島区の家から成田までなんと12時間
これフライト込みの時間じゃないの…東京から成田までかかった時間なの。
途中で飛行機に間に合わなかったという同じ立場の乗客と少し仲良くなる。
なんだろうこの友情感…
成田のホテル到着。
そこのホテルも、レセプションは電話対応で追われていた。
ところどころで「本日満室」という言葉が飛び交っていた。
そして夕食はローソンのからあげとカップラーメンである。
弁当とかおにぎりは、雪のせいで品薄だかなんだかで皆無だった。
日中食べたものは、タクシーのおじちゃんがくれた甘納豆とゼリーのお菓子だけ。
前途多難な新婚旅行の始まりだった…
でも、旦那氏の冷静さと、タクシーのおじちゃんの優しさと、旅行会社の頑張りと、同じ目に合った仲間達wとの友情がその日の私を支えてくれていたと思う。
高速道路の路肩でおしっこしたし、ずぶとくなった1日だったよ…
空港まで1駅だけど、明日も早めに出ようと心に決め、その日はクソ疲れたのでさっさと就寝したのでした。
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